このところのテレワークについて、自身の経験を皆さんと共有したいと思います。
1) 生産性の低下:私どもでは出勤率50%のシフトを組んでいるため、対面での打ち合わせが激減しました。多少は文書のデジタル化やフォーマットの共通化が進んでいるため資料を画面上で共有して作成・編集などしていますが、リモートでは打てば響くと言うようには行かず、進行に苦労します。
2) 人脈を広げられない:対面での業務が減ったことで、社の内外を問わず業務の引継ぎなど、人を紹介し紹介され、の人脈形成が損なわれています。
3) 本音も聞ける:デメリットばかりでもなく、会社の中では周囲を気にして行わない議論でも、リモート会議をする環境如何では互いに熱く語ることもできます。
4) 諦めて慣れる:仕事の進め方がしっくり行かず元に戻したいという声も聴きますが、キッパリと諦めて環境に馴染んで仕事の進め方を工夫する方が健康的な気がします。オフィスでの軽妙な会話を楽しんだり、お菓子などでお願いを聞いてもらったりする「エヅケーション」の頻度は減りましたが、これらに替わる新たな方法を編み出す楽しみは生まれつつあるように感じます。(N.C)