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日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)からのお知らせ

本コラムは、JBMIA DMS部会の委員が持ち回りで、文書管理等に関する最近の関心ごとについて記載する不定期掲載のコラムです。
本コラムの内容や意見は、全て執筆者の個人的な見解であり、各委員が所属する組織及びDMS部会を代表する見解ではありません。

2021/07/20

コーヒーと文書情報管理

皆様こんにちは。オリンピックが無観客での実施となったようですね。
学生時代にしていたマイナースポーツ(フェンシング・ビーチバレー)に当選していたのですが、おとなしくテレビで観戦しようと思います。

さて、ガジェットや調理道具が大好きな私。在宅効果で物欲が止まりません。
最近は新たなコーヒーミルを購入しまして、表題のテーマとなりました。

コーヒーは大まかに、収穫/焙煎(配合)/粉砕/抽出 の工程を経て飲むことができます。
一言でコーヒーと言っても様々な種類がありますが、あるバリスタさんは“どんなコーヒーも粉砕した粉の大きさが揃い、微粉が少ない事が一番重要。ミルに拘れ”なんて解説されています。詳しくは割愛しますがバラつきによってサイズの違う粉や微粉から雑味が出てしまうからです。
※道具を買う理由を求めている我々を喜ばせるワードですよね。笑


だいぶ強引ですが、文書情報管理においてはコーヒー粒子の品質ならぬ、保存入力の品質をそろえることが重要です。
個人によってファイル名や保存ルールが異なっていたら必要な情報が探し出せず、それを利用して生まれるアウトプットの品質は高められません。また、今後AIを活用するにあたっても良質な学習データになりえないでしょう。

文書情報管理の品質を高める仕掛けにはシステム連携・アウトソース・教育など複数のアプローチがあります。
今年度は電帳法改正・電子取引における保存要件の変更等もありますが、おいしいコーヒーを飲みながら余裕をもってご準備を頂ければと思います。(K.S.)

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