そんな中、改めて“情報共有”が重要だと感じています。これまでも、紙のファイリングや電子データの管理、改善にあたっては“情報共有”が一つのキーワードになっていました。ざっくりいうと“誰でも必要な情報を探せるようにしましょう。”ということです。しかし、物理的に同じ場所で仕事をしている場合、“情報共有”ができていなくても、知っていると思われる人に“あれどこだっけ?”と聞けばすぐに教えてもらうことができました。
しかし、メンバーが各々リモートワークで業務を行っている場合、リモートと出社で分かれて業務を行っている場合など、このようなことができなくなります。近しいツールとしてはビジネスチャットを利用して聞くということも考えられますが、相手の状況が見えにくい中、業務を中断させることになり、少しハードルがありますよね。
ニューノーマル時代の“情報共有”は異動者や新人のメンバーが誰にも聞かずに、誰でも必要な情報を探せる状態でないと業務の効率化や新たなビジネスの創造が難しくなることが想像できます。その前提として、共有すべき情報、保管場所が明確になっていて、メンバーが活用できるということが必要になってきます。
ニューノーマルの時代になっても増え続ける情報の蓄積・管理を考える時には、このような“情報共有”を目指すことが重要になっていくのではないでしょうか。(K.T)
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