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日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)からのお知らせ

本コラムは、JBMIA DMS部会の委員が持ち回りで、文書管理等に関する最近の関心ごとについて記載する不定期掲載のコラムです。
本コラムの内容や意見は、全て執筆者の個人的な見解であり、各委員が所属する組織及びDMS部会を代表する見解ではありません。

2022/07/19

利用と活用

こんにちは。連日の猛暑に耐えられず空調ジャケット(電動ファン付き)を購入しましたKSです。
早速ジャケットとモバイルバッテリーを活用して庭木剪定を行い、技術の恩恵にあずかりました。
この時期一度切らないと真夏は更に暑いし、枝が太くなるとハサミで切れない等大変なことになってしまうのですよね。

さて今回は、業務の中でも何気なく使う“利用”と“活用”という言葉を取り上げたいと思います。
情報を利用する。情報を活用する。それぞれどのようなイメージを持つでしょうか。
利用・活用どちらにも“対象を役に立つように使う”という意味がありますが、活用は“ポテンシャルを十分に活かして”という意味合いが強くなるようです。
先ほどの情報の例であれば、利用は単純に閲覧できること。活用は閲覧に加え情報間のつながりを辿って経緯を把握できたり、ナレッジや情報を組み合わせて分析やAIで評価ができること。例えば契約書をAI分析しリスク判定ができる事、等があげられるでしょうか。

昨今では文書情報管理においてもDXに向け、活用に向けて担う役割や期待が大きくなっていると感じています。
すべてを人手で整理するのは大変で実務担当者からはネガティブに捉えられることもありますが、AIOCRや二次元バーコード等の技術でサポートしながら新しい価値創造に文書情報が活用される状態って今より少しだけ、素敵だと思いませんか?
ちなみに経済産業省が公表している、DXレポート(2018)/DXレポート2(2020)の本文を全文検索してみるとそれぞれ、“利用”が21回・12回 “活用”が83回・57回使用されていました。
こんな言葉使いからもDXに向けて大量の情報や分析・AI等技術の活用が求められていることが読み取れる、、、のかもしれませんね。(KS)
 

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