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日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)からのお知らせ

本コラムは、JBMIA DMS部会の委員が持ち回りで、文書管理等に関する最近の関心ごとについて記載する不定期掲載のコラムです。
本コラムの内容や意見は、全て執筆者の個人的な見解であり、各委員が所属する組織及びDMS部会を代表する見解ではありません。

2019/05/13

文書管理の悩み

先日、本を読んでいたら、江戸時代(1750年頃)に江戸城の幕府の公文書を保管する蔵や櫓がいっぱいになったので、その処分を相談したという話を読みました。紙が勿体ないので漉き返して再利用することなども検討したようです。昔の人も文書の保管や処分などに頭を悩ませていたことがうかがえます。
現代も紙の文書が多いので減らしたいという相談も少なくありません。また、近年に発生した情報の媒体である電子データも増え続ける一方なので、その整理、処分については大きな課題になっているように感じています。
今も昔も文書・情報をどの様に保管・処分していくかという点で頭を悩ませていることを改めて感じたエピソードでした。
また、悩みの内容が、紙や電子といった媒体に関わらずあまり変わっていないことを考えると、その保管、処分が文書管理の本質的な点といえるかも知れませんね。いつの日か発生するかもしれない電子に代わる媒体が誕生しても同じ悩みが発生するかも?(K.T)

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