電子帳簿保存法令和5年度改正解説と検討の手引き

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コラム

日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)からのお知らせ

本コラムは、JBMIA DMS部会の委員が持ち回りで、文書管理等に関する最近の関心ごとについて記載する不定期掲載のコラムです。
本コラムの内容や意見は、全て執筆者の個人的な見解であり、各委員が所属する組織及びDMS部会を代表する見解ではありません。

2020/10/13

Withコロナ、Afterコロナで求められる情報共有とは

 今月から東京発着の旅行もGo Toトラベルキャンペーンの対象となり、新型コロナウィルスの感染拡大を注意しつつも、経済活動を拡大しようとしています。皆様の仕事は、“ニュー・ノーマル”という生活スタイルに変わってきているでしょうか?私は在宅勤務中心で週1回会社に行くという生活を数か月つづけており、定着してきました。今日は、その生活の中で気づいた今後の情報共有についてお話ししたいと思います。
 社員がほぼ在宅勤務をしているので、紙や対面会議での情報共有はありません。業務でのコミュニケーションは、SNSツールを利用し、会議はオンライン会議を開催するということになります。そこで共有する情報は、物理的な紙、人によるものではなく、電子化された“情報”が共有されるようになります。今知りたい、今の業務で扱う情報は、SNSツールやオンライン会議を利用して、メッセージだけでなく、電子文書も共有することができ、非常に効率的に情報共有できていると思います。しかし、そこで飛び交った情報を、後で、例えば、3か月後、当時やり取りした情報にすぐにたどり着けるでしょうか?私は実際に3か月前の案件でやり取りした情報に到達するまでかなりの時間がかかりました。SNSは、簡単にチャット投稿できるので、運用をしっかりしないと、他の情報の中に、本当に必要な情報が埋もれてしまいます。情報共有は、今の人で情報共有を主に考えがちですが、後で使うことを考えておかないと、後世にノウハウを伝えることはできないことを感じました。この問題をどう解決するかは、またどこかでお話したいと思います。(K.I)

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