A.ANSI/NAPM IT9.11規格は、マイクロフィルムの長期(永久)保存および中期(少なくとも10年)保存のための、最高温度と相対湿度の許容範囲を規定している。
長期保存については、この規格は温度湿度制御の組合せを3水準指定している。 即ち:
- 相対湿度20〜30%で21℃(70℉)以下;
- 相対湿度20〜40%で15℃(60℉)以下;
- 相対湿度20〜50%で10℃(50℉)以下;
マイクロフィルムの中期保存については、環境制御の厳しさがより軽くなる。最高温度は25℃(77℉)を超えてはならず、21℃(70℉)より低い温度が好ましい。中期保存の場合の相対湿度については、20〜50%の範囲に入ればよい。
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