「DMS(文書管理システム)」及び「e-文書法」に関連する用語を解説します。
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  公文書、古文書を含む書類の紙又は電磁的状態での保管
 
イメージ化文書
  紙をスキャナやスキャナ付きデジタル複合機で電子化したデータ。
 
イメージ化行為者
  実際にスキャナ等を使って紙文書の電子化を行う作業者。社員以外に外注業者等も想定される。
 
オペレーショナルリスク
  事務事故、システム障害、不正行為等で発生する損害など、金融機関の業務活動に係わるリスク。
 
タイムスタンプ
  公開鍵暗号などを利用して、データがある時刻に存在し、それ以降改ざんされていないことを証明する技術。ファイルの更新日時を表す日時情報と区別して、デジタルタイムスタンプと言う事もある。
 
デジタル署名
  電子署名のうち、特に暗号技術を応用して、署名した人の本人性とその文書が改ざんされていないことを証明する署名方式のこと。
 
テストチャート
  標準的な原稿を用いることで製品毎の性能比較、同一製品の経時変化を調査するための標準原稿がテストチャート。この標準原稿で実際にコピーを行った場合に、保証しなければならない画像品質の上限や下限を表したサンプルデータが限度見本。(例えば濃度の範囲など)
 
ナレッジマネジメント
  個人の持つ知識や情報を組織全体で共有し、有効に活用することで業績を上げようという経営手法。日本語では「知識管理」などと訳され、「KM」とも略される。この場合の知識・情報とは単なるデータである「形式知」だけではなく、経験則や仕事のノウハウといった「暗黙知」までを含んだ幅広いものを指す。
 
フラグメンテーション
  ハードディスクの利用が進むにつれて、内部のデータ保存領域断片化が発生して、パフォーマンスが極端に悪くなる現象。断片化が極端に進行した場合、アプリケーションが全く動作しなくなることがある。この解決する手段としてハードディスクの断片構造の再配列による最適化が挙げられる。
 
フルカラー
  一般的には、RGB(赤/緑/青)各色が256階調で表されるカラーデータをフルカラーと呼ぶ。この場合、理論的には約1677万色の色が表現できる。ただし、明確な規定はないため、256階調ではないものをフルカラーと呼ぶ場合もある。RGB各256階調であることを明示するため、「24ビットフルカラー」と呼ぶ場合もある。
 
ポイント
  JIS Z8305-1962 で規定されている文字の大きさを表す単位。1ポイントは0.3514mmで、例えば、10ポイントの文字とは 3.514mm×3.514mmの領域を占有する文字の大きさを指す。規格での規定とは異なるが、一部のソフトウェアでは 1/72インチを1ポイントと表記している場合もある。
 
マイグレーション
  システムの世代交代の意。デジタル記録システムにおけるマイグレーションとは、例えば、記録メディアの容量アップに伴う記録ドライブのシステム変更がこれに該当する。マイグレーションを行う際の留意点として、記録メディアの上位互換が挙げられる。
 
解像度(dpi)
  ディスプレイの表示やプリンタの印刷、スキャナ等の読取りなどで、表示や印刷のきめ細かさ、読取り画像の精細さを現す尺度。ディスプレイの場合は1280x1024ドットのように画面に表示可能な画素の数で表す。プリンタや、スキャナの場合は1インチ(25.4mm)の間に表現可能な画素の数で表示する。例えば、300dpiは300 dot per inchの略で、1インチあたり300個の画素を有する解像度を表す。
 
階調
  イメージデータの明るさの段階を階調という。白黒の場合は2階調、グレースケールの場合は256階調などと表現する。カラーの場合は、1ピクセルのデータが赤、緑、青の3色で記録されるため、それぞれの色の明るさの段階を示し、「RGB(赤/緑/青)各256階調」などと表現する。読取階調とは、スキャナによって読取ることができる階調のことを示す。
 
画素
  画像を構成する最小単位のことでピクセル(Pixel)ともいう。
 
考査
  日本銀行が行う金融機関への立入調査
 
作業責任者
  電子化された文書に対する責任者。イメージ化行為者の管理的な立場の人。
 
住民基本台帳カード
  地方公共団体共同のシステムとして居住関係を公証する「住民基本台帳」をコンピュータネットワークで結ぶ「住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)」での本人確認に利用するICカードのこと。
 
生体認証
  指紋、瞳孔、静脈、声紋など、個人毎に異なる人体上の特長を活かして個人を特定する認証技術。
 
専用線
  データ通信専用の回線のことで、ある特定の2地点間を結ぶ。企業内で支社間のネットワークを接続したり、インターネットに接続したりするのに使用される。
 
電子証明書
  電子署名が本人のものであることを保証する電子的な文書。公開鍵暗号技術によって電子証明書を実現した場合は、公開鍵証明書または、デジタル証明書と呼ばれている。
 
電子署名
  電子文書に付ける署名情報で、文字や記号、マークなどを電子的に表現して署名行為を行なうこと全般を指す。現実の世界で行なわれる署名を電子的手段で代替したもの。
 
電子署名法
  正式名称は「電子署名及び認証業務に関する法律」。電子署名とその認証に関する規定を定めたもので、電子署名が手書き署名や押印同様に通用する法的基盤を整備することで、情報流通の円滑化を図った法律。
 
電子帳簿保存法
  正式名称は、「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」。法律で備え付け及び保存が義務付けられている国税関係帳簿や書類を電子的に作成保存することを認めた法律で、自己が最初の記録の段階から一貫してコンピュータを使用して作成する帳簿書類について適用される。
 
電子文書
  当初から電子的に作成されたデータと、イメージ化文書。
 
電磁的記録
  電子的方式、磁気的方式、その他「人の知覚によっては認識することのできない方式」で作られた記録。
 
特定認証業務
  電子署名における特定認証業務とは「電子署名法」にのっとり信頼性の高い電子証明書を発行する業務のことをいい、一定の条件を満たし国から認定を与えられた事業者によって行われる。一般的に特定認証局とは特定認証業務の認定を受けた認証局のことをいう。
 
BIS
  規制国際的な決済を行う金融機関に対し経営の健全性を確保するため、自己資本の測定と基準を定めた国際的統一規格。BISはBank of International Settlement(国際決済銀行)の略。1988年に主要13ヶ国の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が作成。1998年から見直しを行い、2004年に改定された枠組みを公表。
 
CALS
  Commerce At Light Speedの略。生産者と消費者の間で製品やサービスに関する情報を共有し、設計、製造、調達、決済をすべてコンピュータネットワーク上で行なうための標準規格。データの表現形式やデータ交換の手順などを定めた規格群で構成される。
 
CRS
  computer reservation systemの略。航空会社のコンピューター予約システム。航空座席の予約のみでなく、ホテル・レンタカー・イベントなど種々の予約業務を行う。
 
EDI
  Electronic Data Interchangeの略。商取引に関する情報を標準的な書式に統一して、企業間で電子的に交換する仕組み。受発注や見積もり、決済、出入荷などに関わるデータを、あらかじめ定められた形式にしたがって電子化し、専用線やVANなどのネットワークを通じて送受信する。紙の伝票をやり取りしていた従来の方式に比べ、情報伝達のスピードが大幅にアップし、事務工数や人員の削減、販売機会の拡大などにつながる。
 
GPKI
  Government Public Key Infrastructureの略。日本政府が運用する、公開鍵暗号による電子署名を利用するための認証基盤。文書の改ざんを防ぎ、申請者や文書の作成者が本人であることを確認できるために、公開鍵暗号技術を応用したデジタル署名でこれを行なう。そのために必要な認証局などのインフラの総体をGPKIという。
 
ICカード
  IC(Integrated Circuit集積回路)チップを搭載したプラスティックカードのこと。磁気カードに比べて100倍近いデータを記録でき、データの暗号化も可能なため偽造にも強いとされる。
 
ILM
  information lifecycle managementの略。情報ライフサイクル管理と称し、情報(電子データ)の重要度や利用目的・頻度など変化に応じて、それを格納するのに適したストレージへ適宜、移動・配置することにより、効果的な情報活用と効率的なストレージ投資を実現するという考え方。これに従ったデータとストレージの管理(手法)、あるいはその管理をサポートするソリューションをいう場合もある。
 
MML
  Mobile Markup Languageの略。携帯電話などの小型情報機器向け
 に開発された、Webページ記述言語の一つ。Webページの記述言語として
 すでに事実上の標準となっているHTMLをベースとしており、タグの文字
 列が短縮されているためデータ量を少なく抑えることができる点が特徴。
 
OCR
  Optical Character Readerの略。電子データの文字部分
 を抜き取り、テキストデータに変換する装置。
 
PKI
  Public Key Infrastructureの略。公開鍵暗号基盤。公開鍵暗号技術を利用した、インターネット上で安全な通信を利用できるための環境のこと。